sfpリレー記事4(「Riff-rain」で好きな曲)

さぁ、どうもこんばんは、今回もこのお時間がやってまいりました!そう、school food punishmentリレー記事であります!

今回は私が出そうとして止めていた(笑)バツ丸さんの記事からのニューアルバム“「Riff-rain」の中で特にお気に入りの1曲を選んでそれに対する感想を書いてください”に挑戦していきたいと思います!頑張るんだ、私(ぇ)

このアルバムの中から1つ選ぶということすら、実はかなり困難だったりします。それくらいにこのアルバムがとんでもなく隙のない作品となっているわけです。「feedback」の切なさと明るさを兼ね備えたのも素敵です。前半2曲の叩きつけるような心をほんのりとさせてくれる「egoist」も独特で捨てがたい。全曲の最後からのシンセ音から完全爆発でいっちゃってる「killer」も素晴らしい。「二人海の底」、「over」の深遠な世界も彼らにしか出来ないと思いますし・・。

それでも、敢えて1つ挙げるとすれば、やはりバツ丸さんと同じ「flow」を選ばざるを得ません。

11/2のMINAMI WHEELライブで初めて聴いたときのあのショックは、私が生まれてから今まで1度もないくらいでした。ライブの雰囲気や、切ない曲で涙ぐむ事はあれど、全く知らない初めての曲で、あそこまで心の芯を絞られて離さない曲はなかったのです。それだけに、今回アルバムの1曲目で収録されたらどうなるのか、とても気になっていました。

最初のシンセのイントロが流れた時、実はあのライブでの迫力に比べると普通というか、それほど凄みを感じなくて「あれ?」と少し肩透かしを食らいました。しかし、そこで侮ってはならないのがschool food punishmentの魅力。ピアノの音に近いキーボード音、タイトなドラム、反復の多いベース音が入ると、自動的にschool food punishmentの世界観がスイッチオンになりました。

そして、歌が始まると、唯一無二の内村さんのボーカルが、変則的でいて、どこか反復を繰り返すような独特なメロディーを彼女にしか書けない独特の歌詞に乗せて歌われる・・。そのメロディーがアルバム「Riff-rain」をモチーフとさせているコンセプトアルバムの1曲目という大役を担っているのは言わずもがな。また、それも去ることながら、サビまで至るまでの楽器音の演奏は、何かが爆発するまでの予感を抱かせて、とにかく気になって仕方ないのです。

いよいよ、最初のサビ手前のエフェクトを効かせた彼女のボーカルから始まるサビでの彼らの驚異的なメロディー運びと巧みな演奏音、感情を爆発させつつも、歌を伝えることを確かに感じさせる彼女のクリアなボーカル。それらが渾然一体となることで、彼らにしか出来ない音楽の魔法にかかってしまうのです。気づけば、何度も聴きたくなり、小さな子供のように本能だけで、ボタンを押しまくっている自分がいます。それが、とてつもなく心地よい。

さらに、今回このアルバムを作る過程でのプロデューサーの確かな手腕も感じられます。今までのアルバムでは、とにかく彼らの音楽を爆発させることに主眼を置いていたような気がしていたのですが、このアルバムでは、今回挙げた「flow」を筆頭に、音楽の爆発は大きいものの、CD音源にして、何度も聴けるように「やり過ぎない」、この音、この声でも十分伝わることを主眼に置いていると思います。

4人のメンバー、特にボーカルの内村さん、キーボードの蓮尾さんが彼らの音楽でのキーパーソンであり、その才能の巧みさはもちろん凄いものの、バンド内だけでやっていると、どうしても内へと志向が向いていってしまっている、限界があるのですね(今のガーネットがまさに当てはまる印象です)。それを、プロデューサーという第三者の視点からのアドバイス、彼らの音楽を確かめて行くことによって、よりその才能を上手く開花させたのがこのアルバムだと思います。

さて、余談が長くなってすみません(苦笑)。今度は2008年もあと少しということで、こちらからのお題は「2008年のsfpの活動をどう思いますか?」ということで、今年の総まとめ的なことも書いて行きたいと思います。

comments

バツ丸 | 2008/12/26 11:08 PM
う~む、見事すぎる記事に感動しています。いや流石です。

セルフプロデュースの2ndも良かったですが、1stと同じく他者が関わった今作も非常に良いですね。

かなりコンパクトになり、かつてのような複雑流麗な展開がなくなった点は評価が分かれそうですが、1作限りで且つこのレベルの完成度であるのならそれもありだと思います。

彼らの勢い・魅力を余すことなく伝えつつ適度な抑制を聴かせ、コンセプトアルバムとしても聴かせる構成となったのには江口さんの尽力があったと思います。

しかし、結局それはsfpの凄さなんですよね。

既にライブで公開されたCD未収録曲で完成度も極めて高い「Butterfly swimmer」「free quiet」「flat」の3曲を遠慮なく捨て、あくまでアルバム用のオリジナル曲のみで作品を構成した思い切りの良い姿勢は、ほんと素晴らしい。普通、商業的にもアーティスト的にも曲を収録したいという欲求からはなかなか逃れられないと思いますよ。

アルバムオリジナル曲と露骨に作風・レベルがあっていないシングル曲を盛り込んでアルバムの質を大いに下げてしまったガネとの決定的且つ決して埋まらない差だと思いますね。

しっかし、次のお題が「2008年のsfpの活動をどう思いますか?」とは、これまた難しいテーマを設けてくれましたね。

姫様の記事を参考にしつつがんばって書いていきますよ。

それでは。
| 2008/12/28 07:34 PM
>バツ丸さん
いえいえ、私の文章などただの若輩者が書いているに過ぎません(;^_^A
一応「air feel, color swim」もプロデューサーがついてますけど、これが一番独自色が強いので、今回の作品とはまた違う感じですね。

ほぼ長尺の曲がないのは確かに意外でしたし、その辺りは好みが別れそうですけど、それでもschool food punishmentが好きな人ならきっと受け入れられるのではないかと思います。ここまで徹底した作品なら感服するほかありません。

内村さんのセルフライナーノーツを読んだところだと、意図的にこのような作品にしたことが明らかですけど、だからこそあそこまで潔く創れたのが嬉しいです。やっぱり江口さんの力、sfpの魅力の素晴らしさにあるのでしょうね。

ガーネットはメジャーであるがために逃れられないのでしょうけど、どうしても個人的には納得出来なくて他のアーティストに流れてしまった口なので、ある意味切ない気持ちがあります。だからこそ、sfpはメジャーデビューしてガーネットのような二の足を踏まないようにして欲しい気持ちが強くあります。

あれ、次のお題、それほど難しいテーマでしたか?個人的には年末なのでもうこれしかないと思っていたのですけど。。私は割とすらすら書いて公開したので、参考にはならないと思いますけど見てやってください。

素敵なコメントありがとうございます!

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